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【要確認】債券投資の始め方とは?流れとリスクを解説

安定的な資産運用を行いたい人が増え、債券投資が注目されつつある。

債券投資は価格変動幅が小さいことから、堅実な投資方法としてリスクヘッジにも活用されている。しかし、株式やFXとは違い、初心者向けの勉強ツールやコンテンツが少ないため、取引の始め方についてイメージがつかない方も多いのではないだろうか。

本記事では債券投資の始め方と注意点について解説していく。債券投資を始めようと考えている方は是非参考にしていただきたい。

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目次

債券投資の始め方

債券投資の始め方 わたしのIFA

初めに、債券投資の始め方について解説していく。

求める利回りを設定する

まずは、求める利回りを設定する。利回りとは、投資金額に対する利息も含めた年間収益の割合のことである。

債券投資は株式などの金融商品と比較すると、一般的に債券の価格変動幅が小さいため、堅実な運用計画が立てられる投資方法だと言われている。

利回りを設定することで、後述する債券の種類や銘柄も変わるため、慎重に検討する必要があるだろう。

投資する債券の種類を決める

求める利回りを設定したら、投資する債券の種類を決める。債券には種類があり、利回りやリスクにも違いがある。

そのため、自分の計画に合った債券を選ぶ必要があるのだ。主な債券の種類は以下の通りである。

  • 国債
  • 地方債
  • 社債
  • 外国債

国債は国が発行している債券のことである。国が破綻しない限りは元本割れリスクはなく、最も安全な債券と言える。リスクが少ない分、リターンには期待できない。預貯金の代わりや資産運用におけるリスクヘッジとして活用することができるだろう。

地方債は都道府県や市区町村などの地方公共団体が、財政収入の不足を補うために発行する債券のことである。国債同様、低リスク低リターンの金融商品だ。

社債は企業が必要となる資金を調達するために発行する債券のことである。国債や地方債と比べてリスクが比較的大きい反面、利回りも高く設定されているものが多い。

外国債とは、発行市場、発行体、通貨のどれかが外国である債券のことである。為替変動の影響を受けるため、為替変動リスクにも注意が必要だ。

証券口座を用意する

次に、証券口座を用意する。債券投資で証券会社を比較する場合は、債券の取扱種類が重要だ。株式とは異なり、すべての会社で平等に扱われているわけではない。

債券は引き受けた証券会社のみで販売されるため、ある証券会社のみが独占販売するような場合もある。そのため、まずは債券の取扱種類や数量を軸に比較してみると良いだろう。

銘柄を選び、運用する

次に、銘柄を選んで運用を行っていく。目標に沿って運用期間・通貨・発行体を比較して選んでいくといいいだろう。

運用期間

銘柄を決める際は、まず運用期間を決める必要がある。

債券は満期償還まで保有すれば、基本的に額面金額全額が償還される。一方で、中途換金の場合は、取引金額が金利変動等の影響を受け変動する。

債券の利回りは原則として、期間の長いものの方が高くなるため、運用期間にあった適切な銘柄を選択するのが債券運用のポイントである。

通貨

債券の利回りは、為替リスクに相当する通貨ごとの利回りのベースと、信用リスクに相当する発行体ごとの上乗せ部分に分けることが可能だ。

そのため、どの通貨で運用するかで利回りは大きく変化する。安定性を重視して債券投資を始めても、高利回り通貨に投資すれば元の子もないため、運用する通貨はしっかり検討しよう。

発行体

発行体も重要な要素だ。各通貨のベースに上乗せされる利回りは、債券の発行体の利払いや元本返済の安全性によって異なる。信用力が高ければ高いほど、利回りは低くなる。リターンとリスクは常に相関することを覚えておくと良いだろう。

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債券投資のリスク

債券投資のリスク わたしのIFA

次に、債券投資のリスクについて解説していく。

信用リスク

信用リスクとは、財政難、経営不振などの理由により、債務不履行が起こる可能性のことである。既述の通り、債券においては信用力が高ければ高いほど利回りは低くなり、その逆も同様だ。

そのため、高い利回りが期待できる社債や外国債において、信用リスクは特に注意する必要がある。

価格変動リスク

価格変動リスクは、債券を途中で売却する場合に発生するものだ。満期前に途中換金する場合は、市場価格での売却となる。

途中売却する際は購入価格を上回ることもあれば下回ることもあるため、満期償還以外の場合は価格変動リスクが存在する点に留意しておくと良いだろう。

カントリーリスク

カントリーリスクとは、投資対象国や地域において、経済状況の変化などにより投資した資産の価値が変動する可能性のことである。

主な原因は、政治や経済状況の変化によって、為替市場や証券市場に混乱が起きることによるものだ。特に国債など、その国自体が発行している債権の場合は政治的な影響も大きくある。

まとめ

まとめ わたしのIFA

債券投資は堅実な投資方法だが、初心者向けの勉強ツールが少ないため、取引を始めるハードルが高いと思われるかもしれない。

しかし、リスクを適切に把握し、目標に沿った投資対象を選ぶことで安定した資産運用や投資が実現できると言える。債券投資を始めようか迷っていた方は、ぜひこの記事を参考に債券投資を検討してみてほしい。

それでも、不安や疑問が残る方は資産運用アドバイザーに相談してはいかがだろうか。プロの視点から資産運用の疑問を解決し、納得した上で資産運用を行うことができる。

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※本コラムは情報提供を目的としたものであり、個別銘柄の推奨や、金融商品の紹介、周旋を行うものではございません。

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執筆者

2019年に野村證券出身のメンバーで創業。投資家とIFA(資産アドバイザー)とのマッチングサイト「わたしのIFA」を運営。「投資家が主語となる金融の世界を作る」をビジョンに掲げている。

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