いくらから?金額別の資産運用のポイントを解説!

資産運用

2021/11/5

老後の不安などから資産運用について興味をお持ちの方も多いのではないでしょうか。


 


楽天証券では、2020年に133万件の口座が開設されており、その3分の2以上が20代〜30代とのことです。多くの人が資産運用に興味を持っているなか、いくらからなら資産運用を始められるのかという疑問をお持ちの方も多いと思います。


 


そこで今回は、投資に必要な資金と金額別の運用方法について解説します。


 


●資産運用はいくらから始められる?



資産運用と聞くと、少しハードルが高いものに感じます。しかし、定期預金も資産運用に含まれるため、少額からでも始めることができます。


 


また、積立投資信託や単元未満株のように、数百円から投資を始められるので、資産運用を始めるハードルはそこまで高くはありません。


 


資産運用を始める際の考え方をお伝えします。


 


○目標から考える


資産運用では、年間の利益目標を考えて、運用先を考える必要があります。


 


そもそも投資の利益にはインカムゲインとキャピタルゲインがあります。インカムゲインは配当金のように継続的に受け取れる利益のことで、キャピタルゲインは売却した時に得られる利益のことをいいます。インカムゲインは安定的に利益を得ることができますが、一度に得られる利益は少ないです。


 


あくまで一つの目安ですが、年間で5%の収入が得られれば評価されます。一方キャピタルゲインは大きなリターンが期待できる一方で必ず利益が得られるとは限りません。


 


自分の資産運用の利益目標がどのくらいかによって投資方法や運用金額が異なります。例えば資産に対して年間5%程度の利益が目標なのであれば配当収入を中心とした運用で問題ないでしょう。


 


もし年間5%以上の大きな利益を求めるのであればキャピタルゲイン中心の運用になりますが、多くの銘柄に投資する必要があるため、必要な資金額は大きくなります。


 


このように、年間の利益目標を定めると、投資に必要な資金がわかります。


 


○リスクから考える


資産運用では、リスクを考える必要があります。大きなリターンが期待できる投資にはリスクがつきものです。そのため、自分のリスク許容度に合わせて資産運用の金額を考える必要があります。


 


例えば、あまりリスクを負いたくない場合は分散投資が有効です。分散投資というのは「銘柄の分散」と「購入タイミングの分散」がありますが、どちらにせよ複数回に分けて投資商品を購入しなければいけません。


 


もし、分散投資でリスクを抑えた運用がしたい場合には、様々な銘柄を買えるだけの資金が必要でしょう。ただし、リスクを抑えている分リターンが小さくなる点には留意が必要です。


 


○運用期間から考える


いつまで運用し続けるかによって、投資の目安金額が変わります。例えば、老後のための資産形成が目的なのであれば、かなり長期的な運用ができます。その場合には、積立投資や投資信託が良いでしょう。


 


積立投資信託などは、毎月投資資金を積み立てていくので、少額からでも始めることができます。積立投信は長期間運用することでリスクが抑えられるので長期投資に向いています。そのため、10年以上運用を続けることを前提に少ない資金で始める方もいます。


 


一方、運用期間が短い場合には、投資資金を比較的大きくしてスタートする場合が多いです。短期的な運用方法は、デイトレードやスイングトレードとなりますが、FXでも株式投資でも最低投資金額が大きくなります。


 


また、デイトレードやスイングトレードでは、短期間にたくさんの取引を行うことになります。一度に数銘柄保有したりナンピン投資法をするために資金がなければ上手く運用できません。


 


運用期間によって投資スタイルは異なり、短期か長期かで必要な資金は異なるのです。


 


●金額別の資産運用のポイント



ここからは、金額別の資産運用のポイントについて解説します。具体的には「100万円」「1,000万円」「1億円」の場合を想定して考えます。


 


もちろん、投資金額が大きいほど資産運用の選択肢は広がります。100万円で投資を始めようとしている人が1億円の運用をしている人を参考にしても同じような投資はできません。


 


そのため自分の資産状況に合わせた投資を行う必要があります。それでは、金額ごとの運用方法について、見ていきましょう。


 


○100万円を運用するポイント


100万円を運用する場合には、リスクの許容度を第一に考えましょう。100万円の運用では、大きな利益を得ることは難しいです。


 


FXや株の信用取引などのレバレッジのかけられる運用では大きな利益が期待できますが、ロスカットにより大きな損失を被る可能性があります。 したがって、安定的な運用で少しずつ資産を増やすという選択になるでしょう。


 


運用資金があまりない場合には、積立投資信託などの少額から始められる投資手法がおすすめです。積立投資はドルコスト平均法が用いられているのでリスクを抑えた運用ができます。


 


○1,000万円を運用するポイント


1,000万円の投資資金がある場合には、幅広い運用方法ができます。 ハイリスクハイリターンを狙いたいのであれば、キャピタルゲイン狙いで個別株に複数投資するのも有効です。


 


反対に、安定的な利益を得たいのであれば、積立投資、投資信託、インカムゲイン狙いの配当銘柄で運用する方法があります。


 


また、1,000万円の資金があれば様々な銘柄にバランスよく投資するのもおすすめです。ハイリスクハイリターンな商品とローリスクローリターンな商品を組み合わせることで大きな収入も期待できますし、リスクも抑えることができます。


 


このように、1,000万円の資金がある場合には、自分のリスク許容度に合わせてバランスの良い投資をするようにしましょう。


 


○1億円を運用するポイント


運用資金が1億円ある場合には、色々な選択肢が考えられます。


 


例えば、5%の配当収入が手に入るだけでも年間500万円の利益になります。もし、500万円の利益でも十分な場合には配当中心の運用方法でも良いでしょう。


 


逆に、それ以上のリターンを求めるのであれば、分散投資を意識しつつ、成長性のある分野に投資するという選択肢もあるでしょう。不動産投資やヘッジファンドが選択肢に入るので、収益性の高い資産に投資することができます。


 


1億円の投資金がある場合には、多くの銘柄に投資できるので、ハイリスクハイリターンの銘柄とローリスクローリターンの銘柄を組み合わせながらも、積極的にリターンを追求することができます。


 


●まとめ


今回は、投資に必要な資金と資金別の運用方法について解説しました。 資産運用は、それほどハードルの高いものではありません。少ない資金からでも始めることができます。


 


しかし、運用できる金額によって資産運用の方法は変わります。


 


自分の資金に合わせた適切な投資を心がけるようにしましょう。

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