青戸 太様

インタビュー

2021/10/1

IFAの皆様に、それぞれのキャリアや投資に関する考え方、日々の業務についてをインタビューする連載コラム。


今回のIFA個人インタビューは、青戸 太様です。


これまで40年以上にわたって証券ビジネスの最前線にいた青戸さん。一度、証券業界を退いた後、IFAとして再び証券営業の最前線に立ちました。これまでのキャリアを活かして、どのようなサービスを展開していくのか。その想いを伺いました。


 



 


金融業界を選んだきっかけを教えてください。


私の父と祖父が郵便局に勤めていて、その背中を見て育ったこともあり、自然と私も金融機関に就職したいと考えておりました。


当時は株式市場が活況だったこともあり、金融機関のなかでも証券会社についていろいろ調べたところ、とても魅力的な職業だと思い、証券会社を選びました。丸三証券の営業として11年、その後管理職になり20年勤めました。それから声がかかり、キャピタル・パートナーズ証券に転職し、部長として10年、証券営業を行いました。


1度退職をして3年間、今年の前半まで自己資金の運用で生活していたのですが、周囲の方々から背中を押され、社会復帰を決めました。就職活動の際、金融リテラシーの会社や投資銀行など、いろいろ調べましたが、その中でご縁があった、あるアドバイザーから弊社を紹介してもらいました。


もともとIFAの可能性を感じており、弊社の代表である馬場と面談しました。その際、馬場の人間性と「まだベンチャーではあるけれども、将来の金融業界を担っていきたい、リードしていきたい」という熱い思いを聞き、それに共感し、少しでも力になればと現在の職に至りました。


 


他の金融商品仲介業者も検討しましたか。


数社、セミナーに参加して検討しました。正直に申し上げると、どの金融商品仲介業者も同じだと思いました。業務提携している先の資料を元に説明される方ばかりでしたから。


でも、馬場と面談した時、セミナーで説明していることとは違う考え方や、商品性にも魅力を感じたので入社を決めた次第です。


 


ベンチャーというところに抵抗感はありませんでしたか。


ほとんどありませんでした。会社の規模は気にしていません。仕事内容や環境、将来性を強く意識して就職活動をしていました。


 


普段の仕事の内容を教えてください。


営業基盤を強固なものにすること、広げていくことに力を入れています。以前からお付き合いのある法人のお客様からのご紹介でお客様を広げています。最近は公認会計士の方のご紹介でお客様になって頂く方も増えてきました。


 


仕事のやりがいを教えてください。


他社に相談している案件なのに、最終的に私を選んでいただいた時と、お客様から「ありがとう」と感謝していただくことがやりがいです。知人や友人をご紹介頂けた時は、それだけ私を信頼して下さっている証拠でもあるので非常に嬉しく思います。


 


仕事をする上でのこだわりはありますか。


他社や他の担当者に負けないよう必死に勉強します。サービスの質、情報の質、考え方などの精度を高め、多くの競合からお客様に選んでいただけるよう日々精進しております。


 


お客様はどういった方がいらっしゃいますか。


多いのは法人関係のお客様です。自営業のオーナー、会社の経営者、法人として取引して下さっている方もいらっしゃいます。


ただ、年齢・資産の規模は問わず、ご相談いただいた方にはお客様になっていただき、丁寧にアドバイスさせて頂いております。


お付き合いして頂いているお客様のご友人やご家族、お知り合いの方など、人脈が広い方も大勢いらっしゃいます。どういう経路でご紹介いただけるかわかりません。結局、個人の方、法人の方、資産の大小は関係なく、全てのお客様に満足していただくことを常に念頭において活動しております。


 


どのような相談が多いですか。


一番得意な分野は日本株です。経済評論家さんの右腕として活動していたこともありますので、個別銘柄に関してはファンダメンタルズ、テクニカルの両面で分析しています。


このことを全面に出しているので、日本株の個別銘柄に関するご相談が多いです。インターネットが普及しているので、投資信託の選定を自らできる環境ではありますが、その中でも「最上級のファンドを探してくれ」というニーズはあります。


 


投資のアイディアはどのように発掘されていますか。


海外の情報はロイター・Bloomberg、国内の情報は日経新聞・Yahooなどの検索エンジンから情報収集しています。世界経済や政治、身近なニュースと幅広く網羅的に情報を集めています。


個別株式については、モーニングスターやYahooファイナンス、日経ヴェリタス、東洋経済、エコノミストなど様々な情報をチェックしています。


 



 


今後の金融業界はどうなっていくとお考えですか。


ネット証券の普及による手数料の低下で、大手証券会社の存続は難しくなると思います。したがって、IFAが業界を牽引していくのではないでしょうか。


不動産、保険、銀行もインターネットで完結するサービスが増えていますし、政府もデジタル化を進めていますから、証券業界のネット化は今後も加速していくと思います。結果、店舗を構えている証券会社は固定費が膨らむ一方で、いずれ経営が立ち行かなくなるでしょう。


そのなかでIFAの立ち位置がどうなるのかですが、これまでの証券ビジネスは証券会社の看板を使った営業、会社の方針に沿った営業が中心でしたが、これからは金融アドバイザー個人のサービスに変化していくでしょう。そうなると、IFA自身がアドバイスの質を上げるために、今まで以上に勉強しなければいけません。


これからの金融業界、とりわけ証券業界は、ネット証券ビジネスで生き残る会社と、個々で生き残るアドバイザーという棲み分けが、明確になると思います。


 


株式会社Innovation IFA Consulting
青戸 太様
プロフィールはこちら

 

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