1. ホーム
  2. 債券
  3. 仕組債の見方を解説!確認すべきポイントとは

仕組債の見方を解説!確認すべきポイントとは

資産運用をしている方であれば、仕組債への投資を検討したことがあるかもしれません。

仕組債は、スワップやオプションなどデリバティブ(金融派生商品)を利用することにより、投資家のニーズに合うキャッシュフローを生み出す金融商品です。

確かに複雑ではありますが、相場によっては大きなリターンが期待できるため、理解しておいて損はありません。

この記事では、仕組債の見方をお伝えしていきます。

資産運用のおすすめの相談先
わたしのIFAおすすめ!
アドバイザーナビ社が運営する自分に合った資産運用の相談相手を無料で探せるマッチングサービス。日経新聞、東洋経済など有名メディアに度々取り上げられている。
\あなたにあった資産運用アドバイザーを検索/
公式サイトを確認する
目次

仕組債の見方

仕組債の見方 わたしのIFA

仕組債の購入を検討する際。必ずそれぞれの仕組債の中身を確認しなければなりません。まずは基本的な4つのポイントについて解説します。

クーポンを確認する

はじめに、仕組債に投資して得られるクーポンを確認しましょう。

仕組債の最大の魅力であるクーポンの水準を確認し、投資するかどうか決定します。基本的には仕組債は国債や社債よりリスクが高いので、リスクに見合ったクーポンが設定されているかどうか確認しましょう。

特殊事項を確認する(早期償還、ノックインなど)

各仕組債の説明資料には、当該商品の特殊条項などが記載されています。

早期償還やノックインについて記載されているケースが多いです。

早期償還とは、ある条件を満たせば満期を待たずに仕組債が償還されることです。

定められた早期償還判定日に参照指数が早期償還判定水準以上の場合、早期償還(ノックアウト)となります。

一方、当該仕組債の価格が決められた水準(ノックイン判定水準)以下になると、元本割れのリスクが高まります。

記載のある特殊条項によって仕組債のリターンとリスクが変わるので、しっかり確認しましょう。

申込単位を確認する  

仕組債は額面金額と申込単位が決まっています。

例えば、「申込単位は額面100万円以上、100万円単位」のような記載が説明資料にありますので、チェックしましょう。

各種期日を確認する(利払日、満期償還日など)

満期償還日(最終償還期日)とは、債券として償還される日であり、仕組債に投資した資金が現金化される日です(厳密にはMMFに資金が移ります)

ただし、早期償還判定条件がある仕組債の場合は、早期償還判定日に条件が満たされていると最終償還期日よりも前に仕組債が償還されます。

また、利払日は利息を支払う期日です。例えば「毎年2月、5月、8月、11月の各26日の計4回」などと設定されています。

資産運用のおすすめの相談先
わたしのIFAおすすめ!
アドバイザーナビ社が運営する自分に合った資産運用の相談相手を無料で探せるマッチングサービス。日経新聞、東洋経済など有名メディアに度々取り上げられている。
\あなたにあった資産運用アドバイザーを検索/
公式サイトを確認する

仕組債の条件の確認方法

仕組債の条件の確認方法 わたしのIFA

仕組債の各種条件は、どのように確認すればいいのでしょうか。

募集要項を確認する

まずは、自分自身で募集要領や説明資料で確認してみましょう。

仕組債の商品に関する事項は全て募集要項に記載されています。記載内容が難しいと感じる方は、次の2パターンの方法で確認すると良いでしょう。

担当者に確認する

対面証券会社で購入する場合は、営業担当者から当該仕組債について確認すると良いでしょう。

ノックイン価格、基準価格、早期償還価格などが記載された「償還方法のイメージ図」などを要求することで、仕組債のリターンとリスクを明確にすることができます。

IFAに確認する

証券会社の営業担当者に確認する場合は、仕組債と言えでも自社で販売している商品ですから、商品の良し悪しについてはバイアスがかかってしまいます。

客観的な商品の是非や説明を受けるためには、IFAのような中立的なアドバイザーに頼ることも一つの手段です。

まとめ

仕組債の見方を解説!確認すべきポイントとは わたしのIFA

今回は、仕組債の基本的な事項をお伝えした。

仕組債は複雑な商品であるため、一度「わたしのIFA」に相談をしてはいかがだろうか。

プロの視点から資産運用の疑問を解決し、納得した上で資産運用を行おう。

現在、下記ボタンから申し込むと無料で資産運用の相談にのってくれる。

\あなたにあった資産運用アドバイザーを検索/
公式サイトを確認する

※本コラムは情報提供を目的としたものであり、個別銘柄の推奨や、金融商品の紹介、周旋を行うものではございません。

  • URLをコピーしました!

執筆者

2019年に野村證券出身のメンバーで創業。投資家とIFA(資産アドバイザー)とのマッチングサイト「わたしのIFA」を運営。「投資家が主語となる金融の世界を作る」をビジョンに掲げている。

目次