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投資信託の選び方とは?上手な選び方を身につけて運用しよう

資産運用の手段として人気を集める「投資信託」は、各運用会社からさまざまな商品が提供されている。

数多くの商品から自分に適した投資信託を選ぶためには、あらかじめ商品選びのポイントを押さえておくことが重要だ。

この記事では、投資信託の選び方のポイントを解説していく。

これから投資信託を選ぼうと考えている人は、ぜひ本記事を参考に自分に適した運用商品を探してみよう。

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目次

投資信託を選ぶ前に押さえるべきポイント

投資信託を選ぶ前に押さえるべきポイント わたしのIFAコラム

具体的に投資信託の商品を選ぶ前に、まずは以下の3つの点を押さえておこう。

投資信託を選ぶ前に押さえるべき3つのポイント
  • 運用の目標を明確にする
  • 投資信託の種類について理解する
  • iDeCo・つみたてNISAなどの制度を活用する

1つ目は、「運用の目標を明確にする」という点である。

「いつまでにどれくらい資産を準備したいのか」という目標が定まると、どの程度リスクを取った運用ができるのかが明確になる。

例えば、「30年後の退職までに老後資産を準備しておきたい」というケースと「5年後の子どもの進学費用を準備したい」といったケースでは、リスク許容度が変わるだろう。

前者は運用が長期にわたることから、ある程度リスクを取った運用ができるが、後者はリスクを取って資産が減ってしまうと、進学費用が足りなくなってしまう危険性がある。

あらかじめ運用の目標を定め、リスク許容度を確認した上で投資信託の商品選びに進もう。

2つ目は、「投資信託の種類について理解する」という点だ。投資信託は、大きく「インデックスファンド」と「アクティブファンド」の2種類に分類される。

具体的な商品を選ぶ前にそれぞれの特徴を理解して、どちらを選ぶか決めておこう。

インデックスファンドは、株価指数などのベンチマークと連動するように運用される商品のことを指す。

低コストで運用できるというメリットがある一方で、相場が下落している局面で利益を上げることが難しいというデメリットも存在する。

一方のアクティブファンドは、ベンチマークを上回ることを目指して運用される商品のことである。

プロのファンドマネージャーの運用によって高いリターンが期待できる反面、手数料が割高であることや必ずしもベンチマークを上回るわけではないことに注意が必要だ。

インデックスファンドとアクティブファンドの特徴を理解した上で、どちらを選ぶか事前に決めておこう。

3つ目は、「iDeCoやつみたてNISAなどの制度を活用する」という点である。

iDeCoとつみたてNISAは、どちらも税制上のメリットを受けながら投資信託を運用できる魅力的な制度だ。iDeCoは、自分で老後資産を準備する「私的年金制度」の一種である。

「拠出する掛金が全額所得控除」「運用利益は非課税で再投資」「受け取り時にも控除適用」というメリットがある一方で、原則60歳まで資産を引き出せない点に注意が必要だ。

つみたてNISAは、年間40万円の運用が20年間非課税となる制度である。

長期・積立・分散投資に適した商品が対象となっており、投資初心者でも始めやすい仕組みとなっている。

iDeCoやつみたてNISAは、国が資産運用を支援するために活用を促している制度だ。制度への理解を深め、自身の投資信託の運用に活かしてみてはいかがだろうか。

投資信託の選び方とは?

投資信託の選び方とは? わたしのIFAコラム

一般社団法人投資信託協会によると、2022年3月時点の公募投信の数は6,005本である。

6,000本を超える商品の中から自分に適した投資信託を探すためには、事前に商品選びのポイントを決めておくことが重要だ。

投資信託を選ぶ際には、以下の3つのポイントに注意して選ぼう。

  • 手数料を比較する
  • 過去の運用成績をチェックする
  • 対象とする運用資産を把握する

まず1つ目は、投資信託の手数料を比較するという点だ。

投資信託で運用を行う際にかかる手数料は、「購入時手数料」と「信託報酬」の2つがメインとなる。

購入時手数料は申し込み時の購入価格から数%の割合で引かれ、信託報酬は信託財産から年率数%の割合で毎日差し引かれている。

投資信託の手数料は商品ごとに差があるため、事前にどれくらいかかるのかをチェックしておくことが重要だ。

投資対象が同じ投資信託であれば、差し引かれる手数料が少ない方が運用の成績は良くなる。

似たような商品でどちらにすべきか悩んだら、手数料をチェックしてみよう。

2つ目は、過去の運用成績を確認するという点だ。

先ほど「手数料を比較すべき」と解説したが、必ずしも手数料が安い商品の方が良いとは限らない。

なぜなら、商品選びで重要なのは「引かれる手数料が少ないこと」ではなく、「運用資産が増えること」であるためだ。

例えば、「手数料が1%、過去10年間で資産が5%増えた商品」と「手数料2%、過去10年間で資産が50%増えた商品」では、後者の方が魅力的な商品と言えるだろう。

もちろん過去の運用成績が今後も継続できるとは限らないが、ファンドマネージャーの手腕を確認することは重要だ。

なるべく手数料が安い商品を選ぶだけでなく、過去の運用成績も合わせてチェックしておこう。

3つ目は、商品の運用資産を把握するという点である。

投資信託は商品ごとに運用方針が異なり、さまざまな資産・地域に投資している。

例えば、日本企業の株式に投資する商品もあれば、新興国の成長企業の株式に投資する商品も存在する。

株式だけでなく債券や不動産、それらを組み合わせたバランス型の投資信託など、さまざまな商品があるのだ。

そして投資信託は、「債券中心の商品は低リスク」「海外の株式や債券で運用される商品は為替変動のリスクがある」というように、組み込まれる資産によってリスクが異なる。

「自身のリスク許容度に合わせた運用資産が何か」を考え、適した投資信託を探してみよう。

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投資信託を選べない場合はサービスを活用しよう

投資信託を選べない場合はサービスを活用しよう わたしのIFAコラム

ここまで、投資信託の選び方を解説してきたが、実際に自分に適した商品を探すのは難しい。

自分にぴったりの商品を見つけたいという人は、便利なサービスの活用を視野に入れてみよう。

近年、AIを活用して適切な運用資産のアドバイスをしてくれる「ロボアドバイザー」というサービスが人気を集めている。

資産配分や運用、見直しなどを全自動で対応するため、忙しい人や運用商品を自分で選べない人も安心のサービスだ。

また、ファイナンシャル・アドバイザーに相談するというのも一つの手である。

資産設計・運用のプロであるファイナンシャル・アドバイザーは、株や投資信託などの投資商品だけでなく、生命保険などのリスクに備えた保険商品の専門知識も有している。

今後のライフプランに合わせた適切な資産配分や、運用のアドバイスを受けることが可能だ。

「人生100年時代」と呼ばれる現代において、長い人生の資産設計を自分だけで考えていくのは難しい。

プロのファイナンシャル・アドバイザーの力を借りながら、豊かな人生を目指して資産運用をしていくことを検討してみてはいかがだろうか。

まとめ

まとめ わたしのIFAコラム

投資信託を選ぶ際には、事前に運用の目標を明確にしておくことが重要だ。自分のリスク許容度を把握したら、手数料や運用成績、商品の運用資産を確認していこう。

また、投資信託を購入してみたものの、どの様に運用して良いか悩んでいる方もいらっしゃるのではないだろうか。

最近、「よく分からないまま資産運用をして何百万円も損をした」という話をよく聞く。

そんな時は、「投資信託アドバイザー」に相談をしてはいかがだろうか。プロの視点から資産運用の疑問を解決し、納得した上で資産運用を行おう。

現在、下記ボタンから申し込むと無料で資産運用の相談にのってくれる。投資信託に関して、少しでも不安やお悩みがある方は、無料相談を申し込んでみてはいかがだろうか。

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※本コラムは情報提供を目的としたものであり、個別銘柄の推奨や、金融商品の紹介、周旋を行うものではございません。

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執筆者

2019年に野村證券出身のメンバーで創業。投資家とIFA(資産アドバイザー)とのマッチングサイト「わたしのIFA」を運営。「投資家が主語となる金融の世界を作る」をビジョンに掲げている。

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